POINT.1

MCS96の
ヒト幹細胞培養液

ヒト幹細胞培養液には、サイトカインや酵素、ECM構成タンパク質などの生理活 性物質が豊富に含まれています。老化によって活性の低下した細胞を呼び覚ます賦活成分として、様々な効果を発揮します。コラーゲン・ヒアルロン酸生合成促進、シワ改善・防止、美白、線維芽細胞増殖、幹細胞増殖、表皮細胞増殖、増毛・発毛など、アンチエイジングを実現する様々な効果が確認されています。

「MCS96」で使用しているヒト由来脂肪幹細胞培養液は、幹細胞が作るVEGF（血管内皮成長因子）、TGF（形質転換成長因子）、FGF（線維芽細胞成長因子）、IGF（インシュリン様成長因子）などの成長因子（グロースファクター）をはじめ、様々なタンパク質成分を含有していることが報告されています。

近年、著しく注目されているエクソソームも、幹細胞培養液の中に含まれていると言われています。

POINT.2

ヒト幹細胞培養液95％
×エクソソーム1％

エクソソームは細胞が分泌する細胞間の情報伝達に使用される小胞です。間葉系幹細胞が分泌するエクソソームには、高い創傷治癒効果があることが知られています。エクソソームはリン脂質の膜の内部にRNAの断片や創傷治癒を促すタンパク質などの情報伝達物 質が内包されています。膜の表面には様々なタンパク質が発現しており、必要な細胞のレセプタにリガンドとして結合したり、CD47という抗原によって免疫細胞の攻撃を抑制するため、体内で長く存在し、必要な細胞に確実に情報伝達を行うことができます。

MCS96で使用している幹細胞培養液は、通常の培養と比較してエクソソームの含有量は約10倍（当社比）となっていますが、成長因子などと同様に幹細胞の分泌物 のため、成分表示に記載できません。そのため高濃度エクソソームを別ラインで製造し、後から添加しています。そのため、ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム を表示することができるのが特徴です。